教会の沿革

函館相生教会は、北海道で創設された、最初の長老派に属するプロテスタント教会です。以下のような歴史を刻んできました。                                

函館のプロテスタントの開拓伝道は、1881年7月に桜井昭悳・ちか夫妻が函館に来て、講義所を開設したことに始まります。当時、日本基督教会は、日本基督一致教会の時代で、仙台以北に長老派の教会はありませんでした。1883年12月7日に、この講義所が、日本基督教会北部中会によって、日本基督一致教会函館教会として設立されました。これが、北海道における最初のプロテスタントの教会です。私たちの教会は、教会員11名、受洗者27名の計38名で出発しました。

函館は三方を海に囲まれた風の強い所で、1907年、1921年、1934年の三回にわたって火災に遭い、会堂を焼失しました。しかしそのたびに新しい会堂を再建し、この難局を、教会員一同力を合わせて乗り越えてきました。信仰の先達の力強さに驚かされます。
戦前・戦中・戦後の激動期に軍事態勢の厳しい中、わたしたちの教会が属する日本基督教会も、宗教団体法の成立に伴い、日本基督教団に合同しました。戦後、宗教団体法の解除と共に、函館相生教会は教団を離脱して、(新)日本基督教会の結成に参加しました。1951年のことです。
開拓以来、元町にあった会堂も狭くなり、1974年に本町の幼稚園を取得して移転し、1987年に現在地に新会堂を建築しました。また、教会設立110周年記念として、1993年に牧師館も新築しました。パイプオルガンは1999年に設置されました。

わたしたちの教会は、牧師の交替が非常に多く、牧師のいない時期は、仙台や近隣の教会からの応援を得て、支えられてきました。ここ七十年ばかりの牧師は、下記の通りです。
1936年~1953年は森好春牧師、1954年~1969年は土居辰郎牧師、1970年~1991年は麻生信吾牧師、1989年~2004年は20代目の真田卯吉牧師。 2006年に21代目の久野牧 牧師が就任しました。

今日、函館は「北海道の玄関口」の役割を終え、過疎化と高齢化の波の中にありますが、わたしたちの教会は新たな志と展望をもって、伝道の視野を拡げつつ前進しようとしています。    

教会のパイプオルガン  

987年に新会堂が新築される際に、将来パイプオルガンの設置場所として二階バルコニーを特設し、楽器購入会計を設けてその実現を祈り、捧げてきた。
1998年初頭、その早期実現を熱望する教会員から特別にオルガン設置献金が捧げられ、その熱意が教会全体を動かして、創立115周年記念事業の一環として、オルガンが設置された。

パイプオルガンの仕様

設計・制作  辻オルガン
整  音    辻 宏
様  式    北ドイツ・バロック

パイプ数    405本
7ストップ、16フィート管

オルガンケース
北海道産の楢材、白川産の樅材(もみ)の無垢の材木を使用。 



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